釣りキチ三平 竿燃やす

釣りキチ三平が最高の漫画だと思っている私が 情熱をもって大好きな漫画や書籍の紹介をしていきます。

釣りキチ三平 1・2巻の感想 アユ釣りの漫画といえば 三平ですよね

ウィザードリィ釣りキチ三平有安杏果

 

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[大好きなのに全巻持ってない だけど感想を書くしかない]

[釣りキチ三平   矢口高雄  全65巻]

1974年発売  ジャンル アクション釣り漫画  参考価格 一冊400円

 

私のブログのタイトルは

レトロゲームとマンガとももクロとなのですが

 

これがどんな意味なのかと言いますと

ただシンプルに、大好きな物を三つ繋げただけです。

 

レトロゲームが大好きで

マンガが大好きで

ももクロが大好きだから

レトロゲームとマンガとももクロとにしました。

 

 

そんな中で、レトロゲームの中で一番好きな作品は

ウィザードリィ リルガミンサーガという作品で

今なお愛され続けている、伝説的なRPG作品です。

 

ももクロの中では、緑の有安杏果ちゃんが好きです。

メンバー全員好きな箱推しなのですが、特に杏果ちゃんが好きです。

 

それでは、マンガの中で一番好きな作品は?となった時に

真っ先に思い浮かんだのが

今回の釣りキチ三平でした。

 

漫画を読んで初めて号泣する

そんな体験に、どんな漫画作品よりも心に残っているのでした。

 

しかし、そんな大好きな作品なのですが

未だに全巻を購入出来ていません。

 

何故ならば、後半の64、65巻が

異常な値段だったからでした。

 

2冊で3万円とかのとんでもない値段です。

 

63冊で3万円位なのに

最後の二冊で3万円、無理ですよね。

電子書籍ならば480円で購入できます)

 

しかし、文庫版やワイド版が発売されていますので

そこらへんをちょこちょこ集めながら

90%くらいは読破しました。

(最終巻の釣りキチ同盟編はワイド版で購入しました)

 

 

一番好き漫画の感想を書きたいのに、全巻読破してない?

 

おかしくない?

 

だったら持っている巻の感想だけ書いちゃいましょう!!

 

そんな今回の、釣りキチ三平の1、2巻の感想です。

 

 

 

釣りキチ三平とはどんな漫画?

 

この釣りキチ三平ですが

1976年に少年マガジンで連載されていた

矢口高雄原作の釣り漫画作品でした。

 

漫画のストーリーは

三度の飯より釣りが好きな

「三平三平 みひらさんぺい」君が

全国各地の伝説的な魚や巨大魚を求めて大冒険する…。

こんなストーリーでした。

 

秋田県の山奥に住む三平君が

様々な情報を元に全国各地の怪魚に挑んで行く。

 

釣り版の「ゲゲゲの鬼太郎」の様な展開だと思っていただければ

分かりやすいかも知れませんね。

 

一応は、怪魚を釣るのがメインなのですが

鮎やイワナなどの身近な魚を釣るのにも真剣ですので

 

漫画的なハチャメチャな展開半分

次の日には、近くの池に釣りに行きたくなるようなリアルな展開が半分

 

こんな二つの顔を持っているのが

釣りキチ三平の魅力でしたね。

 

釣りキチ三平を読んで

釣りプロの道を目指す人も多かった

伝説的な作品なのでした。

(格闘家の角田さんの弟も釣りキチ三平の影響でその道に進んだそうです)

 

 

 

釣りキチ三平1、2巻の感想でもあり レビューでもあり

 

[釣り漫画伝説の始まり始まり]

 

一巻のあらすじは

年に一回の鮎釣り大会に出場している三平君

あまりの凄い成績に、汚い大人たちに難癖をつけられる。

その決着をつけるべく、第二の鮎釣り大会がはじまる…。

こんな感じでした。

 

三平君がどんな子供であるのかを紹介しながらも

鮎釣りとはどういう物なのか?を詳しく説明してくれる

釣り初心者の為になる巻でもありましたね。

 

決着をつけたい大人たち

釣りを争いごとにしたくない三平君

結局は釣り大会が始まるのだが、圧倒的な強さを見せつけられる大人たち

そして、その釣りを通じて改心していく大人たち

 

こんな心温まる始まりでしたね。

 

この事件をきっかけに

「三平君に、是非とも挑戦して欲しい魚が居るのですが」と

怪魚を釣りに出かける物語が始まって行くのが最高でした。

 

山奥の村で釣りをしていた少年が

天才釣り少年として全国へと名を轟かせていく。

 

こんな伝説の始まりなのでした。

 

 

 

[怪魚との初めての対決]

 

2巻のあらすじは

三平君のお爺ちゃんであり、釣り竿作りの名人である三平一平。

そんな所に、釣り竿を作って欲しいと依頼にやってくるボンボンの青年。

横暴な態度に、竿作りを拒否する一平じいさん。

 

そんな事件をきっかけに

ボンボン青年と三平君の、幻の青ブナ釣り対決が始まる。

 

こんな感じでした。

 

この巻では

「幻の青ブナというのが居るらしい」という情報を教えて貰った三平君が

一平じいさん、幼なじみのユリッペと一緒にカルデラ湖に向かいます。

 

その湖には、青ブナを求めて

沢山の釣り人が押し寄せています。

 

そこで、あのボンボン青年と出会い

どちらが早く釣り上げる事ができるのかを競う訳ですね。

 

どこに青ブナが居るのかを探し

どうやって青ブナを釣り上げるのか考え

さあいざ釣りに行くぞ…からのボートを貸してもらえない

その理由とは?

 

こんな流れでした。

 

未だかつてあったでしょうか

ラスボスとの対決前に、そこにたどり着くことができないことが。

 

どこに居るかも分かり

どうやって釣るのかも分かり

あとは釣り竿を垂らすだけ

しかし、そこにはたどり着く事ができない

 

こんな展開が最高でした。

 

読んでいるみんなが思う訳です

「どうせ、あのボンボンが邪魔をしてるんでしょ?」と。

 

しかし、結末は違いました。

 

犯人はボート屋のオヤジでした。

 

どうして、ボートを貸さなかったのか?

 

青ブナを釣られてしまうと

この湖にお客さんが居なくなってしまうのでは?

 

こんな不安があったからでした。

 

お客さんは青ブナの為に、遠くから来てくれます。

青ブナを釣るために、エサや釣り具の購入

ボートを借りてくれます。

 

そんなお客さんが居なくなると、この先の人生が破たんしてしまう

だったら、絶対に釣らせてはならない。

こんな結論に至った訳です。

 

このリアルな展開こそが

釣りキチ三平が他の漫画とは違う所でしたね。

 

まあ結局は、三平君の知恵で

たらいをボート代わりにして、勝手に挑みに行くのですが。

 

そして、この流れが

最後の最後まで流れていく訳です。

 

全国各地の怪魚たちを釣り上げてしまったら

その場所の伝説が無くなってしまう

だから、釣った魚はリリースするという流れです。

 

その流れを決めたのが

今回の青ブナ篇だったのでした。

 

伝説があるから、その場所にボート屋が出来る

伝説が無くなってしまったら、その場所に魅力がなくなる

だったら、そのままにしておきましょう。

 

こんな優しさが、釣りキチ三平の魅力なのでした。

 

 

 

釣りキチ三平1、2巻の感想 まとめ

 

こちらから購入できます

 

なぜ読んで欲しいのか?

 

この漫画の破壊力はすさまじく

初めて読んだ時は、次の日には釣りゲームを買いに行っていましたね。

 

釣りに行くには準備が必要

それならば、釣りゲームで釣りまくろう

こんな感じでした。

 

今までは、それほど釣りに興味が無かったのに

この漫画に出会ってからは、釣りを大好きになってしまう。

 

こんな奇跡の体験をお楽しみください。

 

なにがそんなに面白いのか?

 

伝説があるから人が集まる

人が集まるから商売が成り立つ

そんな伝説を無くそうとする人間が居るのなら 最大限邪魔をする

 

こんな当たり前を、釣りキチ三平を通じて学んだのでした。

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

正直言いまして

今の時代に読むと古臭さを感じると思います。

 

しかし、だからこそいいんです。

 

圧倒的な画力を通じて、綺麗な自然を体験することができますので

読んだ次の瞬間には

川沿いを散歩しに行きたくなる、そんな素晴らしさがありましたね。

 

近場に釣り場がない人には辛いかも知れません それでも絶対に読んで欲しい

それこそが、今急いで釣りキチ三平を全巻買う理由です!!

 

 

レトロゲームではウィザードリィ

ももクロでは有安杏果

マンガでは釣りキチ三平

 

そんな今回の、全65巻を刻みながら書いていく

釣りキチ三平の感想その1 1、2巻の感想でした。

 

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