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釣りキチ三平だって 竿を燃やしたんだ 頑張れ

釣りキチ三平が最高の漫画だと思っている私が 情熱をもって大好きな漫画や書籍の紹介をしていきます。

バンパイヤ 手塚治虫が描く 新たなデビルマン?

マンガ チャンピオン

可愛いイラストがデビルマン感をかき消している

 

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[この漫画を読んでからデビルマンに移行する、これがお勧め]

[バンパイヤ  手塚治虫  全4巻]

1968年発売  秋田書店 ジャンル アクション漫画 参考価格 700円

 

 

子供のころというのは、動物が喋らないのが不思議でした。

「なんで、喋らないんだろう?」

「動物と話せたら面白いのにな…」こんなバカっぽい感じだったと思います。

 

それから、長い年月が経ち

犬の鳴き声で、なにを喋っているのか分かるオモチャが発売された時には

完全にそんな気持ちは消えていたので

購入することもありませんでしたが

子供の頃に発売されていたら絶対に買っていたでしょうね。

 

 

そんな、もしも動物が人間の言葉を喋れるとしたら

この世界はいったいどうなってしまうのかを描いた、全然明るくないショッキングな作品

バンパイヤの感想です(*’▽’)

 

 

 

バンパイヤとはどんな漫画?

 

このバンパイヤですが

1968年に秋田書店から発売された

人間と獣との戦争を描いた

ファンタジーの中にも、リアルな展開が上手く組み込まれた作品でした。

 

 

この漫画のストーリーは

怒りの感情が湧いてしまうと、突然オオカミ男に変身しまう

人間とは少し違う、主人公の「トッペイ」が。

どうやって人間世界に順応していくのかを描いた

ヒューマンドラマ系の漫画と思いきや。

 

もう一人の主人公である、残忍な中にも魅力が溢れる「ロック」と出会い

最終的には、人間と獣達との最終戦争へと進んで行く…こんなストーリーでした。

 

 

この漫画は、オオカミ男という

明らかに現実には居ない夢物語の存在を

「もしかしたらオオカミ男は居るのかも知れないな?」

そんな風に思わせてくれる作品で。

 

細かな設定に

時間を忘れて読んでしまう濃厚さがこの漫画にはありましたね。

 

 

そんな、「もしかしたら悪魔は居るのでは?」

そう思わせてくれたデビルマンの様な

心に染み入る素晴らしい作品なのでした(^◇^)

 

 

 

バンパイヤの感想でもあり レビューでもあり

 

[悪の主人公を魅力的に描いていく凄さ]

 

この漫画の主人公は、最初はオオカミ男のトッペイでした。

 

なのですが、物語の途中からは

もう一人の主人公として出てくる

ロックに全ての視点が移っていくんですよね。

 

このロックという主人公は

頭の良さは宇宙人並、物事に対する柔軟性はネコ並、残忍性はヘビ並

そんな悪の塊の様なキャラクターでした。

 

人を殺害する事を何とも思わない

自分にたてつく者は、全て排除していく

そんなキャラクターなのですが。

 

手塚治虫先生の物語の書き方がとても上手く

まるで嫌な気持ちを感じさせないんです。

 

 

例えるなら、大量殺人犯である主人公なのに、心から応援したくなっていた

デスノートの様な流れが、このバンパイヤにはありました。

 

このロックが、退屈な世界を破壊したいが為に

バンパイヤたちと一緒に、人間に戦争を仕掛けていく

こんな流れなんですよね。

 

 

本来ならば、オオカミ男のトッペイが

バンパイヤ軍団を率いて、戦争を仕掛けそうな物なのですが。

人間であるロックが戦争を巻き起こすからこそ

他の漫画とは違う魅力的な展開へと繋がっていたのでしょうね。

 

 

手塚治虫という人は、主人公にあまりこだわりが無いのか

他の作品でも、主人公がころころ変わって行くのですが。

このバンパイヤでは

ある瞬間からハッキリと主人公が変わったのが分かりましたね。

 

そして、主人公がロックに変わってからの方が

がぜん面白くなっていったのも

改めてこの人は、漫画の天才だったのだと思ったのでした( `―´)ノ

 

 

 

[もしかしたら居るのでは?この説明が面白い]

 

普通ならば、オオカミ男なんて居ないと思うのが当たり前です。

 

しかし、このバンパイヤを読むと

少しだけ、もしかしたら?なんて思ってしまうんです。

 

人間という存在が、

長い年月を掛けて、獣から徐々に人間に進化していくという過程を

「今度は、逆に行うとどうなるのか?」

こんな新しい切り口で描かれているという訳ですね。

 

今までは自由に生きていた獣が

ルールという法律を覚える事によって、利口に進化していったのであれば。

 

そんなルールに捕らわれない人間達が

山奥の閉鎖的な村などで、長い年月を掛けて違う方向へと進化して行ったとしたら…。

 

こんな細かい設定が面白く

デビルマンを読んでいた時の様な

満足感を得る事が出来た作品になっていたのでした。

 

 

 

バンパイヤのまとめ

 

こちらから購入できます

 

何故読んで欲しいのか?

 

突拍子もない物語だったのに

気づいたら現実の様な物語に進化していく

こんな素晴らしさを体験して欲しいです。

 

なにがそんなに面白いのか?

 

このバンパイヤを初めて読んだのは、大人になってからでした。

 

デビルマン(1972年発表)も読んでいましたし

デスノート(2003年発表)も読んでいました。

 

なので、この漫画を読みながら、

デビルマンデスノートみたいだなと勝手に思って読んでいましたが。

 

そんな作品が発表される前から

このバンパイヤ(1968年発表)は既に存在していた訳ですから

本当に手塚治虫の世界感は凄いなと思いましたね。

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

どうしてオオカミ男に進化したのか? こんな展開が面白い

それこそが今急いで買う理由です!!

 

 

そんな今回の 二つの作品がとんでもなく好きな人には、絶対に読んで欲しい

バンパイヤの感想でした(*^▽^*)