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釣りキチ三平だって 竿を燃やしたんだ 頑張れ

釣りキチ三平が最高の漫画だと思っている私が 情熱をもって大好きな漫画や書籍の紹介をしていきます。

みきおとミキオ 藤子不二雄が描く 未来版の王子とこじき

藤子不二雄の世界感が全て詰まっている

 

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[現代と未来の違いが巻き起こすドタバタコメディー] 参考価格500円

[みきおとミキオ  藤子不二雄  小学館]

1978年発売  ジャンル SFコメディー

 

 

ドラえもん…名作マンガですよね。

 

エスパー魔美…少しブラックなのが最高ですよね。

 

パーマン…漫画版は結構ブラックでした。

 

 

みきおとミキオみきおとミキオ

 

そんな意外と知らない人が多い名作漫画

みきおとミキオの感想です(*’▽’)

 

 

 

みきおとミキオとはどんな漫画

 

このみきおとミキオですが

1978年に小学館から発売された

少し不思議なコメディー作品でした。

 

この漫画のストーリーは

太平洋戦争の時に使っていた防空壕

たまたま行った主人公のみきおが、偶然タイムトンネルを発見してしまい

100年後の世界へと行ってみると

そこには、自分とは瓜二つのミキオが居たのだった。

見た目が同じという事で、二人はお互いの世界を交互に行き来するようになる。

そして、自分の世界と相手の世界のギャップを体験していくのであった…。

こんな作品でした。

 

1978年のみきおと

2078年のミキオが

同じ世界を、住む年代が違うという立場を交換して生活する。

たったそれだけの事なのに

今までの日常の世界が、こんなにも大冒険になっていくのか…というのが

この作品みきおとミキオの見どころでしたね(^◇^)

 

 

 

みきおとミキオの感想でもあり レビューでもあり

 

[100年という時代の流れが 自然の価値を高めていく]

 

この漫画の主人公は1978年のみきおの方です。

 

なぜならば、この作品が描きたかった展開が

自然破壊だったからだと思われます。

 

みきおの友達が田舎に遊びにいくという話では、

みきおがお父さんに聞きます、「どうしてうちには田舎が無いんだろう?」と。

 

するとお父さんがこんなことを言い出します、

「ダムの建設で水没しちゃったんだよね」

「昔は蛍がいっぱい周りにいて最高だったな…」なんて感じでした。

 

その話では、100年後の世界に行った時に

たまたまその水没した実家を見つけて…というコメディーになっていくのですが

伝えたかった事というのは、環境破壊だったと思われます。

 

ある話では、楽しみのキャンプに行くから

その日だけは立場を交換したくないみきおでしたが。

未来のミキオが、その日は月に旅行に行くというので

「どうしても交換して欲しい」と願うのですが

自分の切り札は、「山奥でのキャンプ」という少し弱い切り札しか無い。

 

かと思いきや

未来の世界には自然が殆ど無くなり

山奥でキャンプするという事が、絶対に体験できない夢物語になっている。

喜んで月に行く旅行と交換してくれる…。

 

自然が沢山あるけど平凡な1978年の現代と

魅力的な乗り物やシステムが沢山あるけど、自然が全くない2078年の未来

 

こんな時代を交互に描くことによって

良い面と悪い面が浮き彫りになっていく感じが

藤子不二雄作品で、時折出てくる、ブラックな展開を感じる事が出来まして

物凄く深いなと思いましたね。

 

 

ちなみにこの作品ですが

単行本には1巻と書かれているのですが、2巻が出なかった作品でした。

 

しかしどうでしょうか、たった一冊の単行本でありながら

読んだ後に感じる充実感は

まるで漫画を100冊読んだのと同じ衝撃でしたね。

 

 たった一冊ですが、こんなに満足できる作品だったとは恐れ入ったのでした。 

 

 

みきおとミキオのまとめ

 

こちらから購入できます

 

何故読んで欲しいのか?

 

1冊で100冊分の濃厚さ

だったら、今すぐ読むしか無いよね。

 

なにがそんなに面白いのか?

 

この、みきおとミキオですが

未来版の王子とこじきだったと思われます。

 

自分の立場では平凡だった世界が

お互いの立場を変える事によって

とても魅力的な世界に見えたり、汚い世界にも見えてくる。

 

そんな、純粋にコメディーとしても楽しいし

大人になってから改めて読んでも、この漫画の深みに気付くことが出来る

素晴らしさがありましたね。

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

少し不思議で、少しブラックで、めちゃくちゃ濃厚な みきおとミキオ

それこそが今急いで買う理由です!!

 

 

そんな今回の 藤子不二雄が贈る最高のSFコメディー漫画 

みきおとミキオの感想でした(*^▽^*)